投資で効率良く稼ぐには、証券会社選びが極めて重要です。
とはいえ、世の中には数多くの証券会社があるため、どこを選べばいいか迷う人も少なくないでしょう。
ここでは、日本で有名な「松井証券」について紹介します。
特徴とおすすめポイントを押さえ、口座開設を検討してみてください。
松井証券の特徴
松井証券は、かつて中堅証券会社の位置付けでした。しかし、時代が進むにつれてインターネット証券の仲間入りを果たします。
事業は大きく成長し、今では投資家の間でも人気の高い会社の1つとなっています。
松井証券ならではの特徴を3点解説しましょう。
100年以上の歴史を持つ証券会社
松井証券の主な特徴は、100年以上の長い歴史を持つことです。
1918年、松井房吉氏が「松井房吉商店」を創業したのが始まりでした。
1947年に「松井證券株式会社」として法人化し、本格的に事業を行います。
ちなみに、インターネットで取引を開始した時期が1998年5月です。
日本初の試みとして、賛否両論がありながらも大きな注目を集めました。
このような長い歴史の中で、松井証券は2022年現在も事業を伸ばし続けています。
ツールを豊富に用意している
松井証券は、取引に必要なツールを数多く用意している点も特徴の1つです。
特に、投資に慣れていない人は銘柄や市場を分析するための「マーケットラボ」を活用しましょう。
会社四季報や各企業の決算書、経済ニュースなどのあらゆる情報を確認できます。
他にも、プロのトレーダーと同等の環境で取引ができる「ネットストック・ハイスピード」もおすすめです。
松井証券で口座開設すれば、数々の便利なツールが無料で使えます。
常識にとらわれないサービスを提供
100年以上の長い歴史を持つ松井証券ですが、魅力的なサービスを提供しようとさまざまな取り組みがなされています。主な種類は以下の2点です。
- 無期限信用取引
- 一日信用取引
無期限信用取引とは、その名のとおり期限を一切設けない信用取引を指します。
通常、信用取引は6カ月以内には決済しなければなりません。
保有を続けたくとも、期限の到来でやむを得ずに決済するケースもあるでしょう。
松井証券の信用取引であれば、期限を気にせず保有することが可能です。
一方で、一日信用取引では取引手数料0円かつ金利0%でデイトレードができます。
1日に何度もトレードしたい方にはおすすめです。
松井証券のおすすめポイント
次に松井証券のおすすめポイントを紹介します。
松井証券は、投資初心者のために充実したサポート体制を敷いています。
これらの強みを生かせば、投資で満足のいく利益が出せるかもしれません。
特におすすめしたい内容について説明しましょう。
リモートで投資に関するサポートを受けられる
松井証券では、リモートで投資のアドバイスをする「松井証券顧客サポート」を提供しています。
投資を始めたばかりの方は、システムがわからず疑問を感じることも多々あるでしょう。
松井証券であれば、原則24時間体制でパソコンの画面を共有してサポートが受けられます。
何か相談したいことがあったら、直接電話をするか専用フォームから問い合わせてみましょう。専用フォームは、原則24時間いつでも相談できます。
投資で失敗を防ぐには、信頼の置けるプロの助言も必要不可欠です。
セキュリティ対策が万全である
松井証券のおすすめなポイントとして、セキュリティ対策が万全な点も挙げられます。
不正アクセスの防止や通信盗聴への対策など、さまざまな面から安全性を高めています。
加えて、投資をする際には証券会社の経営にも気を配らなければなりません。
松井証券の場合は、万が一の経営破綻があっても顧客の資産を守るよう管理しています。
ちなみに、財務状況の評価は高いため安心して取引しましょう。
コンプライアンス体制が充実しており、定期的に内部審査も行われています。
ベストマッチで有利な価格の取引が可能
松井証券は株式投資の現物取引において、「ベストマッチ」を提供しています。
現物取引とは、自分の現金で株の売買をする方法です。そのため、現金以上の取引ができません。
松井証券のベストマッチは、なるべく投資家に有利な価格で売買できるよう搭載されたシステムです。
入力画面の「執行条件」の項目で、「最良」を選ぶだけで利用できます。
ただし、ベストマッチで東証よりも有利な価格で取引できた場合は、その差額分×30%の手数料がかかります。
松井証券の取扱商品
松井証券で取り扱っている商品を紹介します。
資金と見比べながら、気になっているものを選んでみるといいでしょう。
商品名 | 取扱銘柄数(本数) |
国内株 | 約1,019本 |
米国株 | 1,057本 |
投資信託 | 1,632本 |
IPO(新規公開株) | 6本 |
先物取引 | 7本 |
FX | 20ペア |
松井証券の手数料
投資をする際には、取引方法ごとの手数料を確認しましょう。
出費をしっかりと視野に入れ、いくら利益が出せるかを計算することが大切です。
松井証券の各手数料を表でまとめます。
現物取引(国内株式) | ・50万円まで0円 ・100万円まで1,100円(100万円ごとに+1,100円) ・25歳以下は一律無料 ・上限11万円 |
信用取引(国内株式) | ・50万円まで0円 ・100万円まで1,100円(100万円ごとに+1,100円) ・25歳以下は一律無料 ・上限11万円 |
米国株 | ・約定代金×0.495%(約定代金が220円以下までなら無料) ・上限22ドル |
まとめ
この記事では、松井証券とおすすめなポイントについて紹介しました。
証券会社選びでは、それぞれの強みをしっかりと押さえなければなりません。
加えて、信頼できるかどうかを基準にして口座を開設しましょう。
