投資初心者にとって悩ましいことの一つは、「何に投資するか」ではないでしょうか。
一口に投資といっても、株式・債券・FX・CFDなど様々な金融商品があり、どれにするかとても迷うかと思います。
投資初心者の方であればあるほど、株よりも投資信託がオススメです。
今回は投資信託がオススメな理由についてまとめます。
金融商品とは何か

金融商品とは、銀行や証券会社・保険会社といった金融機関が提供する商品のことです。
具体的には、各種の預貯金・投資信託・株式・債券・公債・保険・FX・CFDなどさまざまものがあります。
金融商品は安全性・流動性・収益性といった観点で評価されます。
株式投資とは何か

株式投資とは、会社が発行する株式を取得して会社に投資することで、株式の売買には手数料がかかります。
手数料は金融機関によって異なります。
株式投資で利益を得る方法は2つあります。
※今回は株式の現物取引に限って解説します。
1つ目は株式購入時と売却時の差額で利益を得る方法です。
売買による利益を「キャピタルゲイン」といいます。
株取引という言葉からイメージするのはキャピタルゲインの方ではないでしょうか。
2つ目は株式の保有と引き換えに、株式会社が株式の保有者(株主)に支払う配当金を得る方法です。
配当金による利益を「インカムゲイン」といいます。
株式を保有しているだけで得られる利益であり、広い意味では株主優待もインカムゲインといってよいでしょう。
注意点としては、元本保証でないため株価が下落すると損失が発生することです。
また、相場の状況によっては売りたくても売れず大きな損失を被るケース(流動性の不足)や株式を発行している会社が破綻し、株式が無価値になってしまうケースなどもあります。
投資信託とは何か

投資信託とは、投資家から集めた資金をひとまとめにし、運用の専門家が株式や債券などに投資する金融商品です。
集めた資金の使い道は専門家が決定するため、投資家は指示できません。
株式と同様に元本保証の商品ではないため、利益が出ることもあれば損失を出すこともあります。
投資信託の売買には手数料が必要ですが、証券会社によっては手数料が低い、あるいは無料のところもあります。
投資信託がオススメな4個の理由

株式と投資信託を比較した時、投資初心者にオススメなのは投資信託です。
ここからは、投資初心者に投資信託がオススメといえる4個の理由について解説します。
専門家に運用を任せられる
1つ目の理由は運用を専門家に任せられるからです。
株式や債券を円滑に取引するには、それらの商品に対する知識が必要です。
しかし、個人で金融に関する勉強をするのは大変ですし、時間もかかります。
投資信託であれば、運用を専門家であるファンドマネージャーに一任できるため、投資家自身が金融に関する勉強をしなくても投資できます。
情報が少ない海外の株式や債券に投資したい時も、投資信託であればプロが運用してくれるので安心です。
少額から投資ができる
2つ目のメリットは少額から投資できることです。
株式投資の場合、原則100株単位の取引であるため、数万円から数十万円の初期資金が必要となります。
一方、投資信託は100円から投資できるため、資金が少なくても手軽に始められます。
一度の投資金額は少なくても、毎月少しずつ積み立てるとまとまった金額になりますので、利益を大きくすることもできます。
種類が豊富
3つ目のメリットは種類が豊富であることです。
投資信託の対象となるのは株式・債券・不動産投資信託(上場不動産投資信託:J-REITを含む)などです。
日本国内のものだけでなく、外国の株式や債券も対象となります。
たとえば、米国債を対象とした投資信託や米国の株価指数であるダウ平均やS&P500・ナスダック100などの指数に連動する投資信託も購入できます。
分散投資が可能
4つ目のメリットは分散投資が可能なことです。
分散投資とは、購入する時期をずらしたり、購入する銘柄を分散したりすることで一つの金融商品に集中することを避ける投資のことです。
S&P500に連動する投資信託を購入すると、S&P500指数を構成する全ての企業の株式を少しずつ買ったのと同じ効果が得られるため、効率よく分散投資ができます。
まとめ
今回は「投資未経験者必見!投資初心者にオススメなのは株ではなく投資信託な理由」と題して、投資信託を中心に紹介しました。
数ある金融商品の中でも株式投資と投資信託はメジャーなものですので、初心者の最初の投資対象に選ばれることが多いでしょう。
両者のうち初心者向けなのは投資信託です。
運用をプロにゆだねられるため、込み入った金融知識がなくても取引できます。
他にも、少額から投資できることや種類が豊富なこと、分散投資が可能なことなどが投資信託のメリットとして挙げられます。
初心者のうちは金融商品の特徴や市場の値動きなどを把握するのが大変ですので、そういった必要がない投資信託を積立で購入するのがよいのではないでしょうか。

